TUP058  電子加速器  8月9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
干渉計と光伝導アンテナを用いたフェムト秒電子ビーム計測
Measurement of femtosecond electron beam using interferometer and photoconductive antenna
 
○菅 晃一,楊 金峰,近藤 孝文,神戸 正雄,野澤 一太,吉田 陽一(阪大産研)
○Koichi Kan, Jinfeng Yang, Takafumi Kondoh, Masao Gohdo, Itta Nozawa, Yoichi Yoshida (ISIR, Osaka Univ.)
 
阪大産研では、レーザーフォトカソード RF 電子銃ライナックを導入し、高時間分解能パルスラジオリシスの開発を行っている。これまでに、パルスラジオリシスの時間分解能を向上するために、加速管による電子ビームエネルギー変調・アクロマティックアークによる磁気パルス圧縮を行い、フェムト秒電子ビームを発生してきた。そこで、本研究では、電子ビームのコヒーレント遷移放射を、それぞれ、マイケルソン干渉計により周波数領域測定を、光伝導アンテナにより時間領域測定の測定を行う。当日は、それぞれの手法による測定結果を報告する予定である。