FSP030 施設現状報告ポスター 8月8,9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10 |
筑波大学複合タンデム加速器施設の現状報告 |
Status Report of the Tandem Accelerator Complex at the University of Tsukuba |
○笹 公和,石井 聡,大島 弘行,高橋 努,田島 義一,大和 良広,関場 大一郎,森口 哲朗,喜多 英治,上殿 明良(筑波大学応用加速器部門) |
○Kimikazu Sasa, Satoshi Ishii, Hiroyuki Oshima, Tsutomu Takahashi, Yoshikazu Tajima, Yoshihiro Yamato, Daiichiro Sekiba, Tetsuaki Moriguchi, Eiji Kita, Akira Uedono (UTTAC) |
筑波大学研究基盤総合センター応用加速器部門(UTTAC)では、6 MVタンデム加速器、1 MVタンデトロン加速器及び高分解能イオン散乱装置からなる複合タンデム加速器施設の維持管理と学内外との共同利用研究を推進している。また、陽電子消滅実験装置及びメスバウアー分光分析装置等の放射性同位元素利用実験設備の維持管理も担当している。 震災復興計画により開発整備を実施した6 MVタンデム加速器は、2016年1月に放射線発生装置としての施設検査に合格し、2016年3月より本格的な運用を開始した。また、6 MVタンデム加速器の運用開始に併せて、震災で損壊した12UDペレトロンタンデム加速器の廃止措置を実施した。2015年度は、その他の施設整備として、低速イオンビーム実験装置を加速器棟9階に設置した。本発表では、複合タンデム加速器施設の現状と加速器開発整備及び研究利用の状況について報告をおこなう。 |