SUP061  ポスターセッション2  8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00
次世代加速器用高速スイッチング回路
High speed switching circuits for next-generation accelerator
 
○小笹 有輝,佐藤 祥,江 偉華(長岡技術科学大学),徳地 明(パルスパワー技術研究所),明本 光生,中島 啓光(高エネルギー加速器研究機構)
○Yuki Kozasa, Sho Sato, Weihua Jiang (Nagaoka University of Technology), Akira Tokuchi (Pulsed Power Japan laboratory), Mitsuo Akemoto, Hiromitsu Nakajima (High Energy Accelerator Research Organization)
 
ILC(International Linear Collider)計画に使用される大電力クライストロン用パルス電源は120kV(±0.5%), 140A, パルス幅1.7msという高精度かつ長パルスであることが要求される。そのため変圧器を用いる場合、飽和しないものとなると非常に大きな体積が必要とされるので、変圧器を用いない方式のものが有用である。そこで我々は、マルクス方式のパルス電源に着目し、1kVのパルス電源を4つ重畳した、4kVの出力のものを1ユニットとし、そのユニットをさらに多段に重ねることで目的の出力を得る方式を採った。今回はその基礎実験と評価について発表する。