SUP056 ポスターセッション2 8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00 |
SuperKEKBビーム衝突点用超伝導4極電磁石プロトタイプの製作と試験結果 |
Construction and Cold Tests of the Prototypes of the Superconducting Quadrupole Magnets for the SuperKEKB IR |
○有本 靖,大内 徳人,東 憲男,山岡 広,土屋 清澄,宗 占国,大木 俊征(KEK) |
○Yasushi Arimoto, Norihito Ohuchi, Norio Higashi, Hiroshi Yamaoka, Kiyosumi Tsuchiya, Zhanguo Zong, Toshiyuki Oki (KEK) |
SuperKEKBでは電子・陽電子ビームの衝突頻度(ルミノシティー)をKEKBより40倍高めることを目標とし、加速器の大幅な改造を進めている。ビーム最終収束系は超伝導4極電磁石のタブレットで構成されており、8台の超伝導4極電磁石がビーム衝突領域に組み込まれる。衝突点に最も近いQC1P(陽電子ビームライン)とQC1E(電子ビームライン)は、超伝導コイル内半径が小さく、厳しい磁場性能が要求されている。KEKではこの2台の超伝導4極電磁石についてプロトタイプを製作し、励磁試験及び磁場測定を行なった。本報告会では、このプロトタイプの製作及び液体ヘリウム温度下での試験結果について報告する。 |