SUP051  ポスターセッション2  8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00
cERL入射器の高周波システム
RF SYSTEM FOR cERL INJECTOR
 
○三浦 孝子,明本 光生,荒川 大,片桐 広明,設楽 哲夫,竹中 たてる,中尾 克巳,中島 啓光,福田 茂樹,本間 博幸,松下 英樹,松本 利広,道園 真一郎,矢野 喜治,邱 フェン,秋山 篤美,坂中 章悟,二ッ川 健太,帯名 崇,本田 洋介,宮島 司(KEK)
○Takako Miura, Mitsuo Akemoto, Dai Arakawa, Hiroaki Katagiri, Tetsuo Shidara, Tateru Takenaka, Katsumi Nakao, Hiromitsu Nakajima, Shigeki Fukuda, Hiroyuki Honma, Hideki Matsushita, Toshihiro Matsumoto, Shinichiro Michizono, Yoshiharu Yano, Feng Qiu, Atsuyoshi Akiyama, Shogo Sakanaka, Kenta Futasukawa, Takashi Obina, Yosuke Honda, Tsukasa Miyajima (KEK)
 
cERL入射器は、常伝導のバンチャー空洞1台と、2セルの超伝導空洞が3台、計4台の空洞から構成されており、これらに1.3 GHzのRFを供給する必要がある。特に、ここで採用されている超伝導空洞には、各々上下対称の位置に入力カップラーが取り付けられており、RFを同位相で上下から供給する必要がある。これまで、高周波源の整備、導波管系の構築と位相の校正、低電力高周波制御系(LLRF)の整備をほぼ終え、2013年4月からcERL入射器のビームコミッショニングが開始された。若干手直しが必要な箇所が残っているが、RFシステム単体での短時間の試験では、必要とされる0.1%rms, 0.1deg rmsの仕様を満足する結果が得られた。ビームとの相関をとり、ビームに対するRFシステムの安定度についての評価も行う。