SUP040 ポスターセッション2 8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00 |
J-PARC MRにおける縦方向エミッタンス増大の為の高周波数空洞の計算 |
Calculations of the high frequency cavity used to make a controlled blow-up of the longitudinal emittance in J-PARC MR |
○長谷川 豪志,大森 千広,戸田 信,原 圭吾,吉井 正人(KEK),野村 昌弘,山本 昌亘,島田 太平,田村 文彦(JAEA) |
○Katsushi Hasegawa, Chihiro Omori, Makoto Toda, Keigo Hara, Masahito Yoshii (KEK), Masahiro Nomura, Masanobu Yamamoto, Taihei Shimada, Humihiko Tamura (JAEA) |
J-PARC MRのRF空胴は、金属磁性体コアを使用し高い加速勾配を実現している。この空胴の基本周波数は1.67-1.72MHzであるが、現在検討している縦方向エミッタンス増大方法の一つでは90MHz近傍の非常に高い周波数空洞の使用を想定している。 金属磁性体を使用した加速空胴としては、この周波数は非常に高い。この周波数帯空洞では、米国ブルックヘブン国立研究所のAGSで使用されたVHF空洞(約93MHz)があった。そこで、このVHF空胴を参考にHFSSで計算を行い、J-PARCに適した空洞について検討している。 本報告では、検討している空洞の計算結果について述べる。 |