SUP004  ポスターセッション2  8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00
誘電体管多モードテラヘルツ波による電子ビーム加速・減速の研究
Acceleration and deceleration of electron beam using multimode THz-wave in dielectric tube
 
○菅 晃一,楊 金峰,小方 厚,近藤 孝文,神戸 正雄,野澤 一太,樋川 智洋,法澤 公寛,小林 仁,吉田 陽一(阪大産研),萩行 正憲(阪大レーザー研),黒田 隆之助,豊川 弘之(産総研)
○Koichi Kan, Jinfeng Yang, Atsushi Ogata, Takafumi Kondoh, Masao Gohdo, Itta Nozawa, Tomohiro Toigawa, Kimihiro Norizawa, Hitoshi Kobayashi, Yoichi Yoshida (ISIR, Osaka Univ.), Masanori Hangyo (ILE, Osaka Univ.), Ryunosuke Kuroda, Hiroyuki Toyokawa (AIST)
 
阪大産研では、レーザーフォトカソードRF電子銃ライナックを導入し、フェムト秒パルスラジオリシスの開発を行っている。同時に、パルスラジオリシス時間分解能を向上するため、従来とは異なる電子ビーム診断手法開発の一環として、コヒーレントチェレンコフ放射(CCR, coherent Cherenkov radiation)について研究を行ってきた。CCRとは、電子ビームが発生するチェレンコフ放射を誘電体管中に閉じ込めると同時に、多モードのテラヘルツ波を発生する方法である。そこで、本研究では、CCRの多モードテラヘルツ波を用いた電子ビーム加速・減速について数値計算による研究を行った。