SAP094  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
CSSを用いたSuperKEKB安全ソフトウェアシステムの構築
Construction of SuperKEKB safety software system based on CSS
 
○吉井 兼治(三菱電機システムサービス株式会社),小田切 淳一,小野 正明,工藤 喜久雄,佐藤 政行,三増 俊広(高エネルギー加速器研究機構),浅井 裕仁,田中 直樹,田中 幹朗(三菱電機システムサービス株式会社)
○Kenzi Yoshii (MITSUBISHI ELECTRIC SYSTEM & SERVICE CO., LTD.), Junichi Odagiri, Masaaki Ono, Kikuo Kudo, Masayuki Sato, Toshihiro Mimashi (High Energy Accelerator Research Organization (KEK)), Hirohito Asai, Naoki Tanaka, Mikio Tanaka (MITSUBISHI ELECTRIC SYSTEM & SERVICE CO., LTD.)
 
2010/6/30 KEKBの実験が終了し、Upgradeの為建設工事が始まり、安全システムも更新が行われている。安全システムのソフトウェア部分の更新はKEKBでも利用されている、Epicsの導入が行われた。またAR,BT,DampingRingなど他のエリアについても導入が進められている。 安全システムからの情報取得インタフェースとしてEpicsが導入されたことで、モニタするツールの選択肢が広がった。これまで安全の表示システムはFIX-FAを用いたGUIを利用してきたが、現行のFIX-FAを動作させているOSが古いことや、Epics化に伴うFIX-FAの更新にかかるコストが考えられるため、KEKB制御でも開発が進められていた、CSS BOYを用いた表示を新規開発することになった。またArchiverについても今回の更新において、KEKB制御でも使用実績のあったCSS Archiverを用いることになった。 ここではこれまでに構築したCSS BOY、CSS Archiverの利用状況など、CSSを用いたKEKB安全ソフトウェアシステムについて紹介する。