SAP061 ポスターセッション1 8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00 |
J-PARCリニアック用クライストロン電源システムの現状2013 |
Present status of klystron power supply systems for J-PARC linac 2013 |
○川村 真人(高エネ機構/J-PARC),千代 悦司,堀 利彦,篠崎 信一,佐藤 文明(原子力機構/J-PARC),福井 佑治,二ツ川 健太(高エネ機構/J-PARC),山崎 正義(三菱電機システムサービス(株)),佐川 隆,宮嶋 教至,雪竹 光輝,小川 真一,伊藤 直人((株)日立製作所) |
○Masato Kawamura (KEK/J-PARC), Etsuji Chishiro, Toshihiko Hori, Shin-ichi Shinozaki, Fumiaki Sato (JAEA/J-PARC), Yuji Fukui, Kenta Futatsukawa (KEK/J-PARC), Masayoshi Yamazaki (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd), Ryu Sagawa, Noriyuki Miyajima, Mitsuteru Yukitake, Shin-ichi Ogawa, Naoto Ito (Hitachi, Ltd.) |
J-PARCリニアック用クライストロン電源システムについて、過去1年間の運転状況等を報告する。181MeVリニアック運転対応として、昨年9月下旬より今年5月下旬まで、年末年始の中断や、スケジュール化された8時間未満のメンテナンス等を除き、終夜連続運転を行った。その間、AVR盤内制御線等のノイズ対策不備、アノード変調器内の電極部接触不良、等の不具合による運転の中断があり、不具合の考察と対策などを行った。運転と並行して、昨年7月初めまで運転していたアノード変調器のうち、未改修分15台を改修して放電対策を施した。エネルギー増強対応として、震災により中断していた972MHzテストスタンド(高圧直流電源HVDCPS#12とACS#21ステーション、ACS空洞やクライストロン・972MHz用部品などの試験等を行う恒久的なテストスタンド)の再立上げ、HVDCPS#10とACS#16ステーション、HVDCPS#11とACS#17ステーション(両方とも、エネルギー増強前にクライストロンの試験を行うTemporallyなテストスタンド)の立上げを行った。J-PARCハドロン施設事故により、今年5月下旬、当電源システムの運転を停止した。エネルギー増強対応の機器については、972MHzテストスタンドを6月18日に運転再開し、ACS#16、#17の両ステーションも近日運転を再開する予定である。 |