SAP029 ポスターセッション1 8月3日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00 |
レーザCompton散乱ガンマ線ビームによる遮蔽評価法 |
Shield Evaluation Method by LCS Gamma-ray Beam |
○宮本 修治,北川 靖久(兵庫県立大高度研),塚越 健一,齊藤 義秀,川原 竜太,川原 愉(カワハラ技研) |
○Shuji Miyamoto, Yasuhisa Kitagawa (LASTI、Univ. of Hyogo), Kenichi Tsukagoshi, Yoshihige Saitoh, Ryuta Kawahara, Satoshi Kawahara (KAWAHARA Tech. Research) |
ガンマ線遮蔽材料の評価に、レーザCompton散乱(LCS)ガンマ線ビームを利用した。ニュースバル放射光施設のLCSガンマ線源は、炭酸ガスレーザーと1GeV/300mA電子ビームを組み合わせることで、1.7MeVの準単色ガンマ線ビームを発生することができる。このガンマ線源は、ビーム状で広がりが小さいため(1/γ)また、1-3mmの鉛コリメーターを利用することで、ガンマ線の広がりを数mmに抑えることが出来る。これにより、直径2cm程度の小さいサンプルでもガンマ線遮蔽率を精度良く測定可能とできた。 また、厚さの薄いサンプルでは、確率的変動や時間変動により計測精度が低下する。このため、短時間の計測を多数回繰り返す方法を利用した。 |